2026年3月8日(日)_第9回(第6期最終回)
最終回講義は、対面とZoomのハイブリットで開催されました。
(1) 現地赴任時の留意事項と中小企業の海外展開事例(小沢徹 講師)
前半は現地法人経営者としての役割・心構えや、経験に基づく具体的な助言をいただき、大変参考になりました。相応の覚悟をもって取り組む重要性が強く印象に残りました。後半は、海外展開の事例を踏まえた学びから、「診断士のできること」として多くの示唆をいただきました。事例企業の社長からいただいた「柔軟な気持ちで仕事や異文化との交流を楽しむ」というメッセージが、心に深く刻まれました。
(2) 中小企業診断士の海外業務とワールドビジネス研究会の紹介(酒向敦 講師)
今後、海外業務コンサルタントとして活動していく上での業務・活躍領域や、必要な知識・経験などを教えていただきました。国際ビジネス支援を進めていく上では、関連知識・スキルの保有だけではなく、豊富なネットワークの保有が重要であることを学びました。また、ワールドビジネス研究会の活動内容や位置づけなども説明いただきました。最後に「5年後になっていたい姿」を受講生一人ひとりが発表し、これからの自身の活動イメージが具体化できました。
(3) ワークショップ発表
ワークショップ発表では、各チーム(A~C)が入念に準備した、S社の海外展開プロジェクト事業計画の発表を行いました。各チームの発表後には、講師から多くの助言をいただき、さまざまな気付きを得ることができました。自分たちにはない視点による他チームの発表も、大変参考になりました。
(4) 修了式
海外からオンラインで参加している方を含め、受講生一人ひとりに小澤塾長から修了証が手渡され、受講生が一言ずつ挨拶をしました。その後、皆で記念撮影を行いました。有志による懇親会では、講師と受講生同士が親睦を深め、今後の活動に向けたネットワークを構築しました。
講師の皆様、受講生の皆様、9か月間ありがとうございました。つながりをもてたことが、何よりの財産です。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
(記:加藤裕之)
2026年2月8日(日)_第8回
第8回はZoomにて開催となりました。
① 外国人の活躍・活用(森永健太 講師)
本講義では、
講義の後半ではグループワークを実施し、「外国人材分野で5年後
② ワークショップ
ワークショップでは、前回までの「調査計画」に基づく「
毎回濃密な内容で学びや刺激が多い本養成講座ですが、
(記:第6期 𠮷井輝明)
2026年1月18日(日)_第7回
第7回はZoomにて開催となりました。
① 拠点設立 山本美紀 講師
投資決定から拠点設立に至るまでの具体的なフローを学びました。インフラ面では工業団地を中心にご説明いただき、特に土地に対する日本と海外の認識の違い等は新鮮に感じました。事業開始手続きについては、ワンストップサービス制度やオンラインポータルの活用等、投資に向けた環境が整備されてきている現状を把握しました。拠点設立までの流れは、実際に関わらなければ具体的なイメージが湧きづらいテーマですが、マレーシアやバングラデシュの具体例を基に知見を深めることができました。
② 現地経営 北谷康生 講師
現地経営について、特に組織設計・チームビルディング・コンプライアンスに焦点を当てて講義をいただきました。日本とマレーシアの比較を通して、現地経営の6つの壁、これを乗り越えるために必要な3要素などを学びました。豊富な実経験を基にした講義内容は、海外展開支援未経験の私でも非常に分かりやすく、理解を深めることができました。
③ ワークショップ
事前課題として実施したFS調査項目の振り返りがされた後、最終プレゼンに向けての課題が発表されました。事前課題は、実務における知識体系の活用をイメージしながら進めることができる貴重な機会となりました。これまでの集大成として、最終プレゼンに向けて資料の作成を進めていきます。
早いもので後2回となりましたが、多くの刺激を受ける場として、最後まで楽しみながら受講させていただきます。
(記:第6期参加者)
2025年12月7日(日)_第6回
第6回講義では、海外展開を具体的に進めるうえで欠かせない「事業化調査(FS)」と「リスクマネジメント」、そしてワークショップが行われた。
木村講師による事業化調査(FS)の講義では、調査計画の立て方から現地調査の進め方まで、実務に即した流れを体系的に学ぶことができた。特に、有能な通訳の重要性や、情報はGive & Takeの姿勢でこそ得られるという点など、実体験に基づく具体的な助言が印象に残った。
山本講師のリスクマネジメントでは、海外ビジネス特有の多様なリスクについて解説があり、とりわけ代金回収や与信管理については、国ごとの商習慣や考え方の違いを踏まえた対応の重要性を再認識した。中国や香港の最近の状況に関するお話も非常に示唆に富む内容であった。
ワークショップでは、前回課題である資金計画について振り返りを行った。単なる人件費計算ではなく、海外進出の目的や戦略を前提に、時系列で組織体制を設計する必要があるという点に気づかされた。グループ内での議論や他の受講生の完成度の高いアウトプットは大きな刺激となり、実務に直結する学びの多い回であった。今後の支援活動に確実に活かしていきたい。
2025年11月2日(日)_第5回
第5回は会場とZoomによるハイブリッド開催でした。
今回の3つの講義はいずれも最近注目されているトピックについて、海外ビジネス経験のない私でも無理なく理解でき、また大変興味深く感じる内容でした。また、他の受講生の皆様と直接お会いする良い機会をいただきました。
講義1:エシカルな視点が競争力に!-中小企業のための海外展開の新たな道- 藤原彩香 講師
エシカル経営はしばしば耳にするものの具体的なことはよく知りませんでしたが、本講義でエシカルの強みを活かした海外展開の支援方法について学ばせていただきました。
海外展開先の環境問題や社会問題を的確に把握し、エシカルの視点から解決策を検討すれば新規ビジネスの芽を見つけやすいと思います。
また、専門機関によるエシカル視点での海外販路支援開拓プログラムを活用するのもとても有効な方法と思いました。
講義2:観光・インバウンド(訪日外国人旅行) 新堀毅 講師
最近の旬な話題であるインバウンドについて、オーバーツーリズムに関する問題を中心に大変興味深く学ばせていただきました。
特に、インバウンド観光業とは「日本にあり海外へ持ち出すことができないものを輸出する」ビジネスであるという視点はとても新鮮に感じました。
それならば、技術革新により海外に居ながら日本観光をそのまま体験できるようなビジネスができれば、オーバーツーリズム問題が解決し、それにふさわしい利益も獲得することができるようになるのではないかと思いました。
講義3:越境ECの支援 半田泰代 講師
海外取引を行う有力な手段の一つである越境ECについて、海外取引を行う際の戦略立案からチャネルの構築、運用上の留意点、評価方法など、取引を行う企業を支援する際にポイントとなる点を詳しく学ばせていただきました。
最近では海外取引を簡単に行うためのインフラも整備されているようで、私自身もECサイトを活用して海外取引にチャレンジしてみたくなりました。
(石岡健:記)
--------------
事務局付記
講義修了後、過年度参加者を交え懇親会を行いました。
久しぶりの対面講義のため、同期生同士交流を深めたり、海外からの出席者もあり、講座受講後の活躍状況や、情報交換などにぎやかに歓談しました。
2025年10月5日(日)_第4回
第4回はZOOM開催。海外展開支援未経験の私ですが、講師の方々がわかりやすく、丁寧に教えてくれますし、受講生同士のWSは気づくことが多く、自分の伸びしろを感じながら、楽しく講義を受けています。
1. 中小企業の人事管理 池田 真一郎 講師
ヒトは最重要な経営資源。海外では日本人と転職に対する心構えが全く相違しており、現地の人材をいかに活用するか。講師の海外勤務の経験談を交えての講義は、リアルかつ実践的な内容でした。
2. 会計・管理業務 黒沢 明 講師
経理業務をはじめ管理業務全般について学びました。海外展開にあたり国内と海外での業務に分けて時間軸で学べましたので、理解が進みました。
3. WS 菓子製造業の輸出展開
課題についてチーム別に発表。私のチームは「オランダに大福を輸出する」というハードルの高いテーマに取り組みました。毎週、オンライン会議で意見交換してまとめました。発表は、3つのチームとも完成度の高い内容であり感心しました。受講生のレベルの高さ
に刺激を受けます。
4. 資金と税務 河合 裕 講師
金融業にいる私ですが、海外展開金融は未経験。今回の講義で興味を持ちましたので、自らも調べてみようと思います。
次回以降の講義も楽しみにしています。
(記:第6期参加者)
2025年9月7日(日)_第3回講義
第3回もZoomでの開催となりました。テーマは「サービス業と貿易実務」「食品輸出」「食品輸出のワークショップ発表」と、実務に直結する学びの多い内容でした。
最初の講義は、木村篤講師による「サービス業と貿易実務」でした。貿易実務については、録画講義で学んだ内容を補足していただき、理解をさらに深めることができました。サービス業に関しては、中小企業が海外進出する際に留意すべき点や成功のポイントを、具体例を交えて学びました。特に、ダイソーで現地店舗の運営に携わったご経験を写真とともにご紹介いただき、現場でのご苦労や注意点を実感することができました。
続いての講義は、山下正人講師による「食品輸出」でした。食品輸出は全く未経験の分野でしたが、文化や嗜好、認証制度、ラベル表示、輸送方法など、食品特有の難しさが数多くあることを改めて認識しました。後半では、国内での事前調査、海外パートナーの開拓、具体的なオファー内容など、実践的で支援業務にも直結する内容を学ぶことができました。
最後のワークショップでは、3つのグループに分かれ、各自が取り組んだ海外展開事例について、SWOT分析、クロスSWOT、ビジネスモデル分析を発表し、意見交換を行いました。同じ題材でも参加者によって着眼点や分析の切り口が異なり、とても参考になりました。
今回得た学びを繰り返し確認し、知識として定着させることで、中小企業のご支援にしっかりと活かしていきたいと思います。どうもありがとうございました。 (記:第6期参加者)
2025年8月3日(日)_第2回講義
第2回講義はZoom開催。
① 支援対象企業の分析と事前準備(山本美紀講師)
海外展開を目指す中小企業を支援する際の初期ステップを体系的に理解しました。事業者の思いや夢を丁寧にヒアリングし、SWOT・PEST分析で現状や外部環境を整理しながら、企業自身に「問題」と「課題」を気づかせ、自ら考えてもらうことの重要性を学びました。 支援者は、企業の思いを「見える化」しながら、具体的な行動計画へ導く役割を担うことを改めて実感しました。
②ビジネスモデルの具体化(深澤賢講師)
クロスSWOT分析を活用して戦略を導き出し、それをビジネスモデル俯瞰図に落とし込んで事業計画を作成する流れを学びました。
中小企業における海外展開は、強みを活かし機会を捉える積極戦略が重要であり、商品の流れやお金の流れを図示し戦略を実行可能な形にする必要性を理解しました。
③ワークショップ
事前に作成したPEST分析を発表し、他の参加者の調査方法や視点に触れることで、多くの学びがありました。
参加者の多くがAIを活用して調査しており、情報収集や整理の工夫も非常に参考になりました。今回得た知見を、自身の実務にも活かしていきたいと思います。
(記:第6期参加者)
2025年3月9日(日)_第9回
第5期中小企業海外展開支援講座の第9回(最終回)は対面とZoomのハイブリットで開催されました。
(1) 海外赴任時の留意事項(内藤秀美 講師)
本講義では、「海外拠点の現地運営のまとめ」と「海外現地法人経営のツボ」についてご教示いただきました。講義中の事例はすべて講師の実体験にもとづくもので、非常に迫力がありました。特に海外現地法人の経営者としての心構えや、企業様を支援する受講生への助言は心に響く内容でした。また、支援の現場で活用できる「海外経営チェック・リスト」も惜しみなく提供いただきました。
(2) ワークショップ発表
ワークショップ発表では、各チーム(A~D)が周到に練り上げたS社の海外展開プロジェクト事業計画のプレゼンテーションが行われました。各チームのプレゼンテーション後には、講師と受講生から多面的な視点での質問や活発な意見交換がなされ、大いに盛り上がりました。
(3) 診断士の海外業務 支援機関の海外展開支援(酒向敦 講師)
本講義では、JETRO、JICA、中小機構などでの中小企業診断士の業務、講座運営母体であるワールドビジネス研究会の活動内容、ワールドビジネスアソシエイツの業務内容について説明いただきました。これにより自身の将来像をイメージするとともに、支援する企業様の目線で対応することの重要性を学びました。
(4) 修了式
酒向代表と小澤塾長から受講生一人一人に修了証が手渡され、受講生が一言ずつ挨拶をしました。その後、皆で記念撮影を行いました。有志による懇親会では、講師と受講生同士が親睦を深め、今後の活動に向けたネットワークを築きました。
講師の皆様、受講生の皆様、9か月間ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
記:川田哲
2025年2月9日(日)_第8回
第5期 中小企業海外展開支援講座の第8回はZoomのみで開催されました。
(1) 小売・飲食・サービス業の海外展開
本講義では、非製造業(小売・サービス業)の海外展開について解説が行われました。講義内容は、知識体系OS12の現地販売に関するものでした。
海外展開を行っている企業の業種別割合を見ると、製造業が20%、卸売業が18%であるのに対し、小売業は3.3%、飲食・宿泊業を含むサービス業は1%以下、その他のサービス業で8%となっています。小売業やサービス業の海外展開は、まだ少数にとどまっているのが現状です。
しかし、日本の人口減少による国内市場の縮小を考えると、今後は小売業やサービス業の海外展開支援の機会が増えると考えられます。本日の講義は、そのような場面で役立つ内容でした。
特に、小売・サービス業では、現地の人材をいかに効果的に活用するかが、製造業以上に重要となります。木村講師の経験に基づき、その要点について詳しく解説していただきました。
(2) ワークショップ(90分)
(3) ワークショップ(70分)今回、(2)と(3)のワークショップは分けずに続けて実施されました。内容は、S社の海外展開プロジェクト支援の最終段階として第2次事業化計画書の策定を行い、次回の発表に向けた準備を進めるものでした。発表は取締役会での報告を想定し、20分間で行う予定です。
ワークショップでは、AからDの各グループに担当指導員がアサインされ、開始から終了まで指導を受けることができました。質問にもその場で対応していただけたため、実践的な学びが得られました。
また、時折「意外なところにコストがかかる」といった実務的な話題も交えていただき、非常に参考になりました。
(4) フィードバックセッション(25分)
最後に、次回のスケジュールに関する事務連絡が行われた後、本日の講義(1)に関する質疑応答の時間が設けられました。
記:浅野 融 (写真は講義内容とは関係ありません)
2025年1月19日(日) _ 第7回
第7回 中小企業海外展開支援講座がZoomにて開催されました。
1)拠点設立(山本美紀講師)
本講義は前回の事業化調査と今回のワークショップで議論する内容に連動している内容でした。はじめに海外直接投資の全体の流れと「中小企業の海外展開支援業務と知識体系」との関連について確認しました。次に拠点設立場所を選定するにあたって行うべき調査のポイントや留意するべき事項について学び、続いて工業団地の立地や物流戦略について実例を交えて学びました。最後に拠点設立の具体的手続きについてアジア各国を中心に所轄省庁や政府によるワンストップサービスの使い勝手、申請の流れなどについて学びました。非常に具体的かつ実践的な内容で、実際の企業支援の際に活用できる内容で大変勉強になりました。
2)現地経営(北谷康生講師)
本講義は現地経営のうち、特に海外で問題となりやすい人事労務管理とコンプライアンスに重点を置いた内容でした。人事労務管理では講師自身の事例を交えて日本との違いを明らかにし、異文化チームビルディングの重要性と具体的対策方法について学びました。コンプライアンスについては、権限管理を進める上での盲点になりやすい点を強調した上で、不正予防の方法について実例とともに学びました。最後にその他の階層別事例として採用、給与体系、教育訓練、資金管理などについて注意点と対策方法を学びました。生々しい実例をもとにした内容で、非常に参考になりました。
3)ワークショップ(小澤徹講師)
各自事前課題に取り組んだ上で、最終プレゼン発表に向けた取り組みの方向性についてチームごとに分かれてディスカッションを行いました。小澤講師から第2次計画策定要綱、第2次事業計画書、現地FS調査内容と計画(作成例)が提示され、これらをもとにチームごとにプレゼン資料の作成を進めていきます。
4)フィードバック
講義内容についての質疑応答を行いました。
今回も実践的な内容が豊富で多くの学びがありました。講師の皆様、受講生の皆様、本日もありがとうございました。
最終発表に向けて引き続き取り組んでまいりましょう。
(坂根宏和) 写真:Pixabay 写真はイメージです。
2024年12月8日(日)_第6回
第6回 中小企業海外展開支援講座がZoomにて開催されました。
①事業化調査では、公的機関の海外展開支援パートナーに選ばれ続けているベテラン講師による実践的な事業化調査(FS)のポイント・進め方・現地調査についての知見を教授していただきました。現地情報収集の難しさや現地ネットワーク構築が重要になる中で、支援者の実力(経験)と支援可能内容を細分化して把握する表は今後のスキルアップ目標として大変参考になりました。
②会計・管理では、海外展開を進出前と進出後に分けて内部統制システムの構築や定期的な業務監査の実施、現地銀行との関係構築や資金管理体制の整備、実例紹介による不正防止の重要性など、海外展開ならではの違いについて大変参考になりました。
③ワークショップでは、各自作成したビジネスモデルについて、講師からの講評も踏まえて給料等の投資採算の見通しや各職務の階層や職責、組織図など再検討を行いました。
④フィードバックでは、現地経験豊かな講師陣から、先に採用すべき人材や、現地調査の際の実践的な知見を教授いただきました。
総じてWBM中小企業海外展開支援講座ならではの実践講師陣による、毎回とても貴重な講座だと感じています。
記:小笠原 正一
2024年11月10日(日) _ 第5回
第5期中小企業海外展開支援講座の第5回は会場とZoomのハイブリットで開催されました。
1) エシカル経営
エシカル=「人や地球環境、社会、地域、環境に配慮した考え方や行動」を基にした事業活動が中小企業の成長ドライバーとなる可能性について学びました。欧米諸国はもとより、中国でもエシカル消費が浸透していることは意外でした。また、中小企業での取り組み事例も示され、認証制度についての説明もありました。
海外展開において製品・サービスを売り込む際に、「自社の軸」と「社会課題」と関連付けてアプローチを考えることの重要性を実感しました。
2) 観光インバウンド
「インバウンド:日本文化や風習の輸出」であること。日本における観光産業の歴史と変遷について学びました。
また、日本のインバウンドの現状や各地域の取組み事例の紹介があり理解を深めることが出来ました。
後半はインバウンドの課題について、①観光業の生産性、②オーバーツーリズムといった観点からの説明があり、今後の健全な発展のためには何が必要かを学ぶことができました。
3) 越境ECの支援
「越境EC」取組支援を行う際に中小企業診断士として抑えておくべき事項について学びました。
世界のECのトレンド、日本の中小企業が取組むにあたって商流面と物流面について留意すべきポイントについて把握することができました。そして、越境EC支援の基本について、戦略の策定手順や4Pのフレームワークを使った商品選定と販売方法について、事例を基に説明をいただきました。
また、支援現場におけるFAQや支援実務も大変勉強になりました。
山下正人
2024年10月6日(日)第5期_第4回
第5期中小企業海外展開支援講座の第4回はZoomにて開催されました。
1) リスクマネジメント➀(概論)
リスクの定義、リスクマネジメントのPDCAサイクルといった基本的な考え方に始まり、海外ビジネスにおいては1)取引相手が海外(遠方)である、2)使用言語、商習慣や文化が異なる、3)通貨、代金決済方法が異なる。4)取引の担保・保証の実効性が違う、5)取引に適用される法律が異なるなど、日本国内の取引より留意すべき点が多いことを学びました。
また、そもそも海外展開するに当たっては、その理由と目的を明確にした上、経営者が覚悟をもって取り組み、リスクを適切にコントロールしなければならないということが理解できました。
さらに最近の国際情勢、特に中国を巡る分析を通じて海外ビジネスにおけるリアルなリスクマネジメントの重要性を実感いたしました。
2) リスクマネジメント②(事例に基づく演習)
リスクの分類、リスク対策、リスクマトリクス、リスク対策(回避、軽減、移転、保持)など具体的なリスクマネジメント手法を学んだ上で、グループセッションにて「失敗事例」について討議し、打つべき対策、推定される原因、得られた教訓について回答を導き出す演習を行いました。
どの事例も実際に発生したリスク事象であり、グループメンバー間で大変熱のこもった議論が展開されました。
同時に、海外ビジネスにおけるリスクはとても大きく、少しでも懸念がある場合は、回避(案件を前に進めない)する勇気を持つことも企業を守る上で大事であることを勉強いたしました。
3) ワークショップ
ワークショップでは、「製造機械用高周波電源機器製造販売会社 S 社の海外進出検討」を題材に、同社が海外に工場を設立し、外国人材の活用を通じて汎用品の製造を行うという海外直接投資のビジネスモデルを描きました。事前に個人ワークとしてパワーポイントにまとめた図を基にグループワークを行い、様々な角度からディスカッションを進めました。メンバーが持ち寄ったビジネスモデル図の中から1枚を選定し、それをベースに今後資金計画やフィージビリティスタディに結びつけ、3月の最終プレゼンテーションで発表します。
このようなリアリティのある実践的な課題に取組むことで、国際派診断士として必要な知識とスキルを身に付けたいと思います。
4)フィードバック
講義内容について質疑応答の後、今後のワークショップ課題について説明がありました。
記:鮫島 創 イラスト:Pixabay
2024年 9月8日(日)第5期_第3回
第5期中小企業海外展開支援講座の第3回はZoomのみで開催されました。
① 中小企業の人事管理
米国編では、米国での駐在経験を持つ講師から、日米の人材採用や育成の違いについて実例を交えながら説明がありました。米国では、慣行として面接では訴訟リスクにも留意する必要があり、タブーとなる質問項目が多い一方、企業としてはバックグラウンドチェックやセキュリティクリアランスを徹底し、リスク管理に力を入れているとのこと、RIF(強制解雇)が一般的に行われている点が印象的でした。これには、米国がジョブ型採用(仕事に対して人を割り当てる方式)を採用していることが背景にあり、日本の制度との違いを日本人駐在員は認識しておく必要があると感じました。
次にアジア編では、アジアでの駐在経験を持つ講師から、タイにおける人事管理について教わりました。タイでは、昇給スピードが日本よりも圧倒的に速く、優秀で経験豊富な人材を中小企業でも採用しやすい一方、各人キャリア志向に基づいて早期に離職する傾向があるとのことでした。こうした状況下でのリスク管理と、生産性向上のためにどのように人材を活用すべきかについて学びました。具体的な解雇の実例を交えた教訓も非常に勉強になりました。
②貿易実務 (応用編)
貿易実務の豊富な講師から、オンデマンド講義で学んだ内容を確認する補充講義をいただきました。特に送金決済での船荷証券の分割発送に関するヒヤリハット事例が印象に残りました。貿易実務未経験の受講者向けに、インコタームズについてもわかりやすく説明いただきました。輸送コスト削減のための方法としてコンソリデーションが使われていること、日本から中東・アフリカへの輸出取引で日本円が多く使われていることも学びました。
③ワークショップ
各チームに分かれて、事前課題であるSWOT分析とクロスSWOTの結果を発表し合い、意見交換を行いました。続いて、チーム代表が全体へ向けて、チーム内で共有できた内容を発表し、最後に講師から講評をいただきました。
④フィードバック
講義内容について質疑応答の後、次回へ向けて事前課題について説明がありました。
WBM第5期生 松田博司
2024年8月4日(日) 第5期_第2回
Zoomのみの講義。
① 支援対象企業の分析と事前準備
こちらの講義では、海外展開をしたい事業者を支援する際の心構えやポイントなどを体系的に学ぶことが出来ました。
海外展開の流れとしては、事業者の夢や希望などの大まかな想いをまず聞き出し、徐々に具体的なアクションへ落とし込んでいき、最終的に実現可能な状態まで作り上げる、これが一連の流れです。また、当該事業が日本国内では安定しているか、安定の要因は何なのかを言語化することで、その強みを生かせるエリアを模索する方法も効果的です。何より事業自体の「問題」「課題」を経営者自身に気づいてもらい、自ら自発的に考えてもらう動機付けが大切です。
② ビジネスモデルの具体化
こちらの講義では、海外直接投資の事業化調査の前の段階である「第1次事業計画」策定について学ぶことが出来ました。
中小企業の戦略としては「強み」を活かし「機会」を捉える、基本的なことですが海外展開を行う上でもこの戦略が何より王道です。また、簡素なフローで構わないので、お金の流れや商品の流れを図式化することが重要です。その際、金額や工場・商社・顧客などの具体名を書き出します。PEST分析と上記のフローを基に、年間の予想PLを作成します。
③ ワークショップ(PEST分析)
数人の班に分かれてベトナム・インドネシアのPESTについて意見交換をしました。
AIを駆使して調べている方が過半数で個人的に驚きました。調査する際のサイトの情報や、分析のまとめ方が人によって違い、とても学びになりました。講師の方の知識のみならず、参加者の知見やノウハウも非常に新鮮でした。
(当日参加者記)
2024年7月7日(日) 第5期_第1回
第5期中小企業海外展開支援講座の第1回は会場とZoomのハイブリットで開催されました。
① 冒頭のオリエンテーションでは塾長挨拶に加え、参加者23名から自己紹介がありました。
② 国際政治・経済では、日本を取り巻く昨今の出来事を振り返るとともに、今年の世界政治情勢やそれを踏まえたビジネス上の課題などを学びました。
③ 異文化理解では、日本企業が多く進出する中国、アメリカ、タイのビジネス文化の違いを学ぶほか、相手のロジックを踏まえたコミュニケーションや日本人の考え方の特殊性を自覚することの必要性などを改めて認識しました。
④ 永吉講師の講義では、主要各国の政治経済情勢や国際ビジネスに係る診断士の支援事例などを学びました。
⑤ 海外マーケティングの講義では、海外マーケティング戦略立案のステップに加え、商品コンセプトをわかりやすく伝えることの重要性や適応化の留意点、EC利用のメリットなどを学びました。
小林千尋
2024年3月3日(日)
第4期中小企業海外展開支援講座全10回が終了しました。最終回は、架空の事例企業の海外進出の事業計画をプレゼンするという形式で、5つのグループがこれまで検討してきた成果を発表しました。
質疑応答ではこれまでにないほどの質問や意見が出され、大いに盛り上がりました。
受講生の皆様、大変お疲れ様でした。
2024年2月4日(日)
第9回の講義はZoomのみで実施。
まず「小売、飲食、サービス業の海外展開」。
海外展開と言えば、「製造業の海外工場設立」が思い浮かぶかも知れませんが、日本のサービス産業は、人口減少や少子高齢化、市場の成熟化を背景に、国内市場だけではなく海外市場に活路を開いています。
サービス産業が海外進出する際の留意点を、具体的事例も取り上げながら解説しました。
続いて、「現地法人の管理」。現地法人運営は基本的な流れは、本国と同じですsが、独特の問題としては、異文化マネジメント、少ない経営チーム、そしてプロジェクトによって撤退を視野に入れた運営、などがあります。ASEAN地区で現地生産販売法人の会社立上げから運営まで、責任者として関わった講師が、その経験を元に、理論と実例を説明しました。
後半は、ワークショップを2コマ実施しました。
2024年1月14日(日)
新年から大きなニュースが続いた1月、第8回講義をZoomで開催しました。
① 11:20~12:30 (70分) 中小企業のグローバルDX
野口講師自らが率いている、勤務先のDXビジネスとその海外展開について、実体験をもとに説明しました。
② 13:30~14:40 (70分) リスクマネジメント②
講師陣が自ら体験したリスク案件をもとにケーススタディを行いました。
③ 14:50~16:00 (70分) 現地赴任時の留意事項
内藤講師が自信で体験した現地運営、セミナー講師として伝える場合の勘所などを、内容のぎっしり詰まった資料を基に熱く解説しました。
④ ワークショップ⑦
2023年12月3日(日)
第7回はZoomのみの講義
① 11:20~12:30 (70分) リスクマネジメント①
海外展開につきものの様々なリスク。その管理を適切に行うことについて、山本講師から講義がありました。
リスクマトリックス、海外取引の与信管理、そしてリスクマネジメントにおける中小企業診断士の役目は「リスクの存在」「対応策」を助言すること。
② 13:30~14:40 (70分) 会計・管理業務
海外展開における管理業務は、会社経営、人事、経理、総務など多岐にわたります。進出先国の経理や税務、監査関係のルールの下調べが重要。現地法人の業務フローと工数を書き足してみるという提案が、小澤講師からありました。
③ 14:50~16:00 (70分) グローバルマーケティング
グローバルマーケティングとは、国境を超えた多くの消費者のニーズを見つけ、競争相手よりも優れた方法で満足させるために、世界規模でマーケティング活動を調整・連動させていく企業戦略。その展開方法について、中小企業の海外マーケティングの活動や、異文化コミュニケーションに関する支援のほか、大学においてグローバルマーケティングの講義を担当し、グローバル人材の育成を行うっている鈴木講師が解説しました。
④ 16:10~17:00 (50分) ワークショップ⑥
2023年11月5日(日)
第6回講義は久しぶりに会場+Zoomのハイブリッドで実施。
1コマめは、「資金計画・税務」。本屋に並んでいる資金調達の書籍は主に大企業向けのもの。中小企業支援経験豊富な河合講師より、中小企業の社長目線に立って、資金・税務の講義を行いました。
2コマめは藤原講師による「食品の輸出展開」。
日本の食品は安全安心、健康的という評価以外に、季節感とかパッケージでの工夫などの評価もあるとのこと。
政府施策の説明、食品輸出支援の勘所など、情報の詰まった講義でした。
3コマめは、半田講師、杉村講師による「越境EC」の講義。前半は中小企業がECモール業者を通じた展開、後半は直接顧客へ出荷する展開についての解説を行いました。
4コマめは、大喜多講師から、外国人材の活用についての講義。異文化理解のフレームワークを紹介したのち、参加者による意見交換を行いました。
講義終了後は銀座まで移動して、現役生とOB、講師スタッフ総勢 40名で懇親会を行いました。
2023年10月1日(日)
第5回講義をZoomで実施。
① 11:20~12:30 法制度は、海外展開を準備するにあたり、当該国(地域)においてビジネスを開始するための各種法規制について状況を解説。日本国や仕向国における輸出入規制(安全保障貿易管理、FDA、RoHS、REACH等)及び関連留意事項や代理店保護法、知財関連法規制、PL法/PL保険、環境規制等の他、国際取引に関連して万一紛争が発生した場合の対応(仲裁、調停等)や貿易保険、認証など。
② 13:30~14:40 拠点設立は、事業化が決定し,現地拠点を設立する際に検討すべきポイントおよび手続きや注意点に関する知識、ノウハウを解説。
③ 後半は、ワークショップにて各班の事業計画の検討を行いました。
2023年9月3日(日)
第4回 講義を Zoomで実施
① 13:30~14:40 FTA/EPAとその活用は、中小企業にとってももはや他人事では済まされない状況。経営課題としてとらえ戦略的に活用できれば大きなメリットを得られる分、それができないと重大な経営リスクを抱え込むことになってしまいます。この講義では適用税率を実際に調べるなど実践ワークを通してEPA業務の一部を体感しました。
② 事業化調査
本講義では、「第1次事業計画」に基づいて海外現地で具体的に何をどのように調査するかの「FS調査計画」を作成し、その調査結果に基づき、「第2次事業計画(経営の意思判断をする位置付け)」を作成する流れを説明しました。
③ ワークショップでは、各班にて事業計画の検討を行いました。
2023年8月6日(日)
第3回もZoomで開催。
① 輸出マーケティング
海外販路開拓の支援実績が豊富な川崎講師から、海外で自社製品を販売したいと思う中小企業が、どのようにして現地ビジネスの可能性を探り、販路をどのように構築していくのか、その過程でどのような問題が起こり得るのかについて、実体験を交えながら解説しました。
② 中小企業の人事管理
海外進出における日本との人事制度・考え方の違いと、採用から教育・育成、評価と報酬、解雇までの手続きやコミュニケーションのコツ・留意点を、米国駐在経験をもとに向井講師から、アジア駐在経験をもとに池田講師が解説しました。
③ ワークショップ
宿題となっていた事例企業のSWOT分析と、進出先検討対象国のPEST分析を班ごとに発表しました。
2023年7月2日(日)
第2回講座はZoomで開催。コロナによる行動制限はありませんが、今期は全10回のうち7回は完全Zoomでの実施です。Zoomだと、地方からの参加も可能ですし、ブレークアウトルームなどで密度の濃い議論も可能です。もちろん対面と比較してのメリット、デメリットもありますが、うまく使い分けるのが「新しい行動様式」となるのでしょう。
2023年6月4日(日)
第3期の終了から約1年。過去3回の講座運営から得たノウハウと教訓を反映し、
中小企業海外展開支援講座(第4期)が開講しました。
これから10か月間に及ぶ講座です。また、新しい国際派診断士の仲間が増えます。切磋琢磨して、強いネットワークを作ってゆきましょう。
2022年7月10日(日)
全10回の第3期講座もいよいよ本日が最終回となりました。午前中は今期最後の講義として、藤原講師より「食品の輸出展開」いついて講師自らの豊富な実経験に基づいた食品輸出入における数々の注意事項など、大変実務的な説明が行われました。午後は受講生のワークショップ各チーム(A~D)がこれまで練りに練って作成した事業計画案のプレゼンテーションが行われました。受講生それぞれの豊富なビジネス経験をバックグラウンドとして、今回の支援講座で獲得された海外展開における幅広い知見が加味された各チームの発表は、講師陣も驚くほどの完成度の高い提案内容となり、改めて本講座の意義を認識すると共に、海外展開支援ネットワークがさらに強固なものになったことを実感した第3期最終日となりました。
2022年6月12日(日)
日本への観光客の受け入れもツアー限定ながら2年ぶりに再開され、ようやく日常を取り戻しつつある中で、今回の講義もリアル会場とリモートのハイブリッド開催となりました。
午前中は現地運営について、お昼休み後はデジタルマーケティングについての講義においてそれぞれの分野における知識の補充が行われました。
一方、午後後半の小売業・飲食業・サービス業の海外展開についての講義では、会場参加の受講生と講師との間で活気ある質疑応答が繰り広げられ、ようやくコロナ禍も終わりつつあることが実感できる講義となりました。
コロナ収束まであと一息、海外進出支援の本格的な出番再開も近づいています。
2022年5月8日(日)
GW最終日の開催となりました第8回目の講義は、海外における事業における最重要課題とも言えるリスクマネージメントに関して、実際の事例を中心とした説明が行われました。
リスクマネージメントと一言で言っても、個々の企業における外国人社員の労務管理に関するものから、取引先とのトラブル、さらには世界情勢の劇的な事案によるマクロ環境変化に至るまで多岐に渡ります。このため、具体多岐な過去の実事例を良く学び、様々なリスクに備えるための知見や、突発的な事象に迅速に対応するための判断力を、平時から深めて置くことが重要であることが語られました。ウクライナ情勢の影響がまだまだ見通せない今日において、日本だけが平和ではいられないことも改めて考えさせられる講義となりました。
2022年4月10日(日)
本年度7回目の講義は、暖かい初夏のような陽気の中で、久しぶりにリアルな会場とリモートのハイブリッド開催となりました。
午前中の講義では、海外直接投資に関する講座の第2回となり、「第1次事業計画」に基づいく「FS調査計画」を作成、その調査結果に基づく「第2次事業計画(経営の意思判断をする位置付け)」を作成する流れを、実際に経験した小澤講師から解説されました。午後は、商社や政府機関で海外現地における拠点設立を支援した経験を持つ大喜多講師と山本(美)講師から、現地拠点を設立する際に検討すべき具体的なポイントや手続きについて事例を含めて実務に役立つ情報提供が行われました。ワークショップでもいよいよ具体的な事業計画を立案する段階に入り、ますます熱のこもった議論が展開されています。
2022年3月13日(日)
ようやく収束が見え始めながらも、未だ東京都は新型コロナ第6波による「まん延防止等重点措置」期間となり、今回の講座もリモートのみでの開催となりました。
今回の講座では、ジェトロ登録の海外進出支援専門家(パートナー)として大変評価が高い酒向講師により、海外展開を模索する支援先企業のビジネスモデルを作成するための具体的な方法につて、実際の支援経験を基にした解説が行われました。
ビジネスモデル作成の過程で調査/検討すべき項目を網羅的に解説された上で、講師自らの実際の支援経験を踏まえて、支援先企業の理想と現実のギャップに試行錯誤しながら対峙していくための実践的な手法が紹介されました。実際の事例においてどのような支援を行ったか、教科書では記載が難しい内容が具体的に説明され、将来、各受講生が実際に企業様の海外進出を支援していく上で、大変貴重な内容満載の講座となりました。
2022年2月20日(日)
新型コロナ第6波は未だ収束が見えず、東京都の「まん延防止等重点措置」も継続中のため、第3期第5回講義もリモートのみでの開催となりました。今回は、海外における人事制度や組織文化についての留意事項について、午前中は米国、午後は東南アジアにおける講師の実体験に基づいた解説が行われました。
会社への帰属意識やキャリアに関する価値観が日本とは違うことを鑑みた適切な給与体系、採用/解雇における留意点や、人材流動性が高いことを前提としたマネージメント上の工夫など、実際に講師が苦労した体験があればこその事例が多数紹介されました。日本企業においても世代間での価値観の違いが大きくなってきており、日本の中小企業における人事制度を考える上でも参考になる内容でした。
また、今回からいよいよワークショップが始まり、今回は事例企業のSWOT分析を4チームに分かれて取り組んで頂きました。受講生の診断士の皆様それぞれの専門性を活かした、多角的な視点による議論が展開されており、今後の進展が大変楽しみです。
2022年 1月23日(日)
第3期第4回講座は、新型コロナ(オミクロン株)の感染再拡大により、残念ながらリモートのみでの開催となりました。今回は、海外拠点における経理・管理業務経験のある講師陣から、資金計画・税務・法制度・管理業務についての 講義が行われました。これらは海外直接投資において避けられない内容ながら、特に中小企業にとっては非常に理解や対応が難しい課題ですが、実務経験豊富な講師陣により、実際の経験に基づいた分かりやすい説明が行われました。受講生の中には現在すでに海外ビジネスに取り組んでおられる方も多く、切実な課題として講義後のフィードバックでも活発な質疑応答が行われました。
2021年12月12日(日)
第3期第3回の講座も、リアル会場とZoomのハイブリッド形式で開催。1コマめは「乙波から輸出契約 」 、2コマめは「船積と代金回収」。経理において「簿記」が重要なのと同様、海外展開においては「貿易実務」の理解が重要となります。ペーパーワーク主体の輸出手続きを、三上講師が自ら経験した海外営業の流れに即し、ギャグを交え説明しました。
3コマめは「FTA/EPAとその活用」。TPP11、日EU EPAなど近年大規模なEPAが続々と発行し、2020年11月15日にはついにRCEPも署名され、EPAの利用機会は益々広がりを見せています。藤原彩香講師はそんなFTA/EPAをわかりやすい表現で、中小企業診断士が企業様にご支援をする視点でのポイントを説明しました。
2021年11月14日(日)
第3期第2回の講座が、今回もリアル会場とZoomのハイブリッド形式で開催されました。今回のテーマは「中小企業と海外マーケティング」です。
午前の講義は「グローバル化と中小企業」について、瀬川講師が体調不良にもめげずに病室から熱弁を振るわれました。午後の講義は「輸出マーケティング」について、川崎講師が豊富な実経験に基づいた等身大の理論を展開されました。
受講生の皆様の中にも海外における実ビジネス経験が豊富な方が多数おられ、一方通行の授業ではない双方向の意見交換が行われました。
2021年11月7日(日)
第3期受講生と講師/スタッフ有志による Zoom 懇親会が総勢20数名が参加して開催されました。コミュニケーション活性化のため4組の少人数グループに分かれた「ブレークアウトセッション」を複数回実施、講義とは違う気楽な雰囲気の中で会話も弾みました。自由な会話の中では「世界何か国に訪問したことがあるか」などの話題も盛り上がり、80ヵ国以上、70以上の国々での活動経験があるメンバーも複数いることが判明、本支援講座に集まった中小企業診断士メンバーの豊かな国際性を一段と実感できる有意義な時間となりました。
2021年10月24日(日)
本日からいよいよ第3期の講座が始まりました。幸いなことにコロナ感染状況も落ち着きを迎えており、リアルな会場にも受講生の皆様をお迎えして、Zoomとのハイブリッド開催によるスタートとなりました。講師陣も直接受講生の皆様の反応が分かって一層と講義にも力が入り、初回から熱気の感じられる講座となっています。一方でリモートでの受講も可能となったことにより全国各地からのご参加も得て「良いとこ取り」の開催状況となりました。これから毎月10回の講座が大変楽しみです。
2021年7月11日(日)
本日はいよいよ、中小企業海外展開支援講座・第2期(2020-2021)の最終回となりました。午前中は徳久講師による「サービス業の海外展開」講座において、豊富な実事例を基にした実践的なレクチャー、午後は事業計画策定のワークショップが行われました。最後に大喜多塾長による講座全体を通しての総括と修了式が行われ、第2期講座は無事に全てのカリキュラムを終えました。受講生の皆様、昨年10月から10か月に渡る受講、大変お疲れ様でした。コロナ禍にて皆様と直接お会いする機会が十分に持てなかったのは大変残念ですが、受講生の皆様の今後のご活躍を講師陣一同心より祈念しております。
2021年6月13日(日)
今回もZoomによる講義。1限目の「現地運営」では 内藤講師からの大量の資料提供、経験委基づいた多くの留意点の説明がありました。2限目の杉浦講師(写真)は、かつて日本を代表する業種が競争力を失っていった実例から、経験を交えた現地生産の失敗例などの紹介や、受講生との意見交換を行いました。3限目は「リスクマネジメント」。発生した事例とその対応を、主として実体験をベースに共有し、分析しました。
2021年5月16日(日)
相変わらずZoomでの開催を余儀なくされました。本日は「資金計画・税務」「法制度」「会計・管理業務」と、みっちり「講義形式」90分x3コマ。受講生の皆さんお疲れ様でした。
講座終了後に任意参加の懇親会を行いました。(写真)
2021年4月18日(日)
緊急事態宣言撤回も、すぐに蔓延防止措置が出されたため、Zoomでの講義でした。
1コマめ、2コマめは人事。講師の実体験、失敗談と人事用語の説明、それに加えてブレークアウトルームを設けての班別の採用面接、解雇通知のシミレーションなど、盛りだくさんの内容でした。
3コマめはワークショップ。FS調査の方法について意見交換をしました。
2021年3月27日
東京都中小企業診断士協会のホームページに「『中小企業海外展開支援講座』の 開催と次期講座の準備」として研究論文記事が掲載されました。
2021年3月21日(日)
第6回講義は貿易実務がメイン。COVID-19の影響で4回連続Zoomでの講義でした。
貿易実務は乙仲や派遣さんに任せていれば良いという声も聴きますが、それでは(自ら仕分けや記帳はしないにしても)簿記の基本を知らずに経営を語るようなものです。
市販の貿易実務の書籍では、いまだに貿易会社の視点から取引の流れを説明しているものが大半です。この講義では中小製造業の海外営業部の視点から、受注→製造手配→出荷→代金回収の一連の流れを説明しました。また、海外との売買契約書の綴じ方、印紙の考え方、売上時の仕訳、消費税の還付など、市販書ではカバーされていない項目まで、体系的に講義をしました。
2020年 2月14日(日)
第5回は、海外マーケティング、現地法人マーケティング 、食品の輸出展開の講義でした。
緊急事態宣言が延長され、3回連続でZoomのみとなりました。
海外マーケティングでは、ディストリビューターの選定や付き合い方などを、講師の経験を交えての講義でした。
食品の輸出展開は第2期からの新設講座で、現場経験をもとにしたリアルな講義となりました。
2020年1月24日(日)
第4回は、事業化調査、拠点設立、リスクマネジメントの講義を行いました。
COVID-19の緊急事態宣言を受け、全面的にZoomでの実施となりました。
2020年12月20日(日)
第3回講義はCOVID-19の影響で教室講義を断念し、全面的にZoomにて開催。
3-1 支援対象企業の分析と事前準備
3-2 ビジネスモデルの具体化
3-3 ワークショップ②
その後、有志にてZoom忘年会(写真)を行いました。
2020年11月8日(日)
2-1 グローバル化と中小企業
中小企業のグローバル化の経緯を振り返り、現在の中小企業の海外展開の実態について、事例について意見交換を行いました。
2-2
FTA/EPAとその活用
ワールドビジネス研究会のEPA/FTA研究の取り組み紹介ののち、そのメリットを具体的に享受するための方法を、TPP11をベースに、HSコード、MFN税率、譲許表、原産地規則及び原産地手続きについて解説しました。
2-3 ワークショップ①
事例企業の紹介ののち、Zoomのブレイクアウト機能を利用し、会場参加者とZoom参加者混合の小ブループに分かれて簡単な分析作業を体験しました。なかなか活発で、これから楽しみです。
2020年10月18日(日)
第2期講義が本日からスタートしました。
教室講義とZoom同時中継で、北は北海道から南は鹿児島まで全国ネットワークのメンバー構成となりました。
2020年8月23日(日)
第2期講座説明会を、六本木ヒルズの「ハリウッド大学院大学」講義室にて実施しました。
リアル会場とZoom中継を同時に行いました。
企業診断ニュース2020年8月号p36 に、東京協会ワールドビジネス研究会が実施した2019年度「中小企業海外展開支援講座」の記事が掲載されました。
2020年7月12日(日)
COVID-19の影響で、約4か月遅れで最終講義を行い、中小企業海外展開支援講座の第1期生のZoom修了式を行いました。集合写真もスクリーンショットなのが心残りですが、皆さん1年間、お疲れ様でした!
2020年5月31日(日)
コロナウイルスの感染拡大で延期となっていた、第10回の班別発表をZoomで行いました。
資金計画、スケジュールなどについて班ごとに発表し、その後大喜多塾長、酒向講師によるコメントと質疑応答です。
なお、第1期の最終講義は7月に予定しています。
(写真は加工してあります。)
2020年2月9日(日)
第9回の1コマめ・2コマめは、内藤講師による運営管理・工場管理の講義。講師の実体験に基づいた解説と豊富な内容に基づくテキストの説明がありました。3コマ目は向井講師による人事育成。採用、Job Descriptionそして解雇まで、面接のシミレーションを含んだ実践的な講義でした。
2020年1月19日(日)
第8回は河合講師による資金計画、小澤・小野澤講師による法制度資金計画の講義と、大喜多講師によるリスクマネジメントの3回目講義を行いました。
2019年12月8日(日)
第7回講義は最初2コマがワークショップの2回目、3回目。大喜多塾長より事業計画書の作成方法について詳細な講義のあと、3グループに分かれて内容を検討しました。
3コマ目がリスクマネジメントの2回め。酒向講師のファシリテーションにより、講師陣が実際に体験したリスク事例を紹介しました。
2019年11月10日(日)
第6回講義は三上講師による「貿易の仕組み」の講義を3コマ。与件として設定した中小企業の海外営業担当者が、海外展示会にATAカルネを使って出展し、顧客候補を獲得。帰国後にコレポンを通じてフォローし、オファー・カウンタオファーを経て締結した英文契約書とインコタームズ、ウィーン売買条約との関係、L/Cを接受してアメンド、為替予約、フォワーダーへの船積依頼、海上保険付保、B/L揚げ、L/Cネゴ、ディスクレ、入金という一連の流れについて解説しました。加えて、紛争解決手段、海上運賃計算、航空貨物運賃計算の紹介、安全保障貿易管理、米国EAR、貿易保険、P/L保険、EPAの原産地証明における原産地性、各国の規制等を、豊富な経験談と多量の貿易書類のサンプル、チャートや写真で説明がありました。
2019年10月6日(日)
第5回講義は「現地販売2コマ」と「リスクマネジメント(全3回の初回)」の講義。
写真は川崎講師。販路構築実務に頷く受講生14名。講師陣も納得の、実務レベルです。
大喜多講師のリスクマネジメントの講義でも、百戦錬磨の講師陣も初めて聞くような川崎講師の波乱万丈のエピソードがお披露目されました。
2019年9月8日(日)
第4回は台風が迫る中、清水講師による直接投資についての講義。
実体験に基づいた説明と、ご自身が実際に携わった海外投資案件の事業計画書を、差し支えない範囲で見ることができました。
2019年8月4日(日)
第3回め講義は酒向講師による、海外展開の事業計画書作成についての講義。運営側として参加しているスタッフ、講師陣からも情報収集についてのノウハウ提供などがあり、書籍やネットからでは得られない、生の情報が得られました。
2019年7月7日(日)
第2回目講義。経済のグローバル化と日本企業の2コマの講義のあと、3グループに分けてワークショップを行い、事例企業の説明を行いました。
2019年6月9日(日)
第1回講義は、海外政治経済を永吉講師、異文化理解を徳久講師、そしてQ&Aとダイバーシティ談義を塾長が熱くリードしました。
2019年5月号のTOKYO SMECAニュースに、当講座のカリキュラムが紹介されました。
2019年4月20日(日)
講座説明会とミニ・体験講義を実施しました。
2017年8月17日
ワールドビジネス研究会の定例会で、当研究会が執筆した「中小企業の海外展開支援業務の知識体系」をベースにしたマスターコースの開設が提案され、メーリングリストを通じて賛同者が募られました。
その後ワーキンググループを立ち上げ、約1年半をかけてカリキュラムや運営方法などを検討したのが、当講座の始まりです。
あなたもジンドゥークリエイターで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から